会長あいさつ

  •  皆さま、 こんにちは。
  •  まずは最初に、いなべ市国際交流協会が皆様から賜りました日頃のご支援ご協力に対し厚くお礼を申し上げます。新年度に当たり協会運営について次の通りお伝え致します。
  •  昨年度を省みますと、新型コロナ感染回避に終始し、多くの対面活動を自粛した年度でした。その様な状況下で、にほんご広場は6月より約3年振りに対面学習を復活する事ができ、外国語講座も大過なく通年開催が出来ました。関係者の感染防止努力へお礼申し上げます。尚、外国語講座で感じたことですが、小学生の英語講座受講に際し大半の受講生のご父兄様がお車で送迎をされており、その後苦労を思いますと頭が下がる思いであります。紙面をお借りして厚くお礼申し上げます。
  •  次に今年度を展望しますと、新型コロナの位置づけは、5月からインフルエンザと同等扱いと決定され、ウィズコロナを想定した「新しい生活様式の定着」で、日常生活や経済活動の正常化への動きが加速されます。
  •  当協会もこの指針にのっとり感染防止策を取りつつ、本来の交流活動復活の年度にしたいと考えます。具体的には、①タスマニア交流 ②一般市民と小学生対象の外国語講座運営 ③多文化共生時代でのにほんご広場運営 ④外国文化交流会と外国料理交流会などですが、新たな行事も検討して交流の輪を広げたいと考えます。
  •  処で、今回発行の「国際交流だより」の特集記事は、外国人対象の日本語学習の場である「にほんご広場」を取り上げました。市内には2千余人の外国人が住まれており、日本語に苦労されている方も多く、日本語学習のニーズも高く、その中で奮闘されているスタッフや学習者の一端を紹介しました。活動実態ご理解の一助になれば嬉しく存じます。
  •  最後になりましたが、当協会は入居施設の老朽化が顕著となり、今般市当局のご支援を得て長年お世話になりました大安町から員弁町へ移転しました。これを機に役員スタッフ一同は、より一層精進して皆様と海外を結ぶ「交流の架け橋」を目指す所存です。引続きご支援を宜しくお願い申し上げます。
  •                               いなべ市国際交流協会

    会長 多湖 信隆